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アマ名人戦記①

ア-キョムフカヒ--
はい、というわけで、未だに一人称をはやっしーにすべきかどうか迷ってる林です。
先日アマ名人戦に行ってきたので、アマ名記をテキトーに書き連ねていこうかなと思います。
(アマ名はベスト16でした)
というかね、そもそも日程がきつすぎる。←お前が悪い

なお、相手の名前は調べればわかることなので、普通に書きますが、ご容赦ください。


【0日目】
久しぶりの全国大会・・・のはずなのに、はっきり言って準備不足。
アマ名後にも予定があるが、どちらも準備が疎かになってしまっていた状態。
どないなってんねん!

さて、前夜祭に行くために東京へ出発したはいいが、京都は生憎の天気だったので、新幹線に乗る前には既にクタクタ。
しかも、名古屋駅まで座れずに、フカヒッっていう感じでした。

前夜祭では、久々に見るOBや元奨も。
なんやかんやで知ってる人たくさんいたなという印象。
こういうことがあると、将棋やっててよかったと将来感じるようになるのかなと思ったり思わなかったり。

あと、全国大会はただ飯を食らえるので、味がいいです。
宿泊費なども運営側に負担していただいています。
ありがたい話ですね。
みんな全国大会目指そう。
ちなみに、僕はアマ名の期間、1食につき2・3食分食べてた気がします。
はっきり言って食べすぎました。

予選ブロックの抽選もこの日に行います。
前夜祭のときに組み合わせが発表となり、初戦から横山さんと当たることになり、お、おう…という所感。
北海道は直前に起きた地震による被害が大きかったことから、まず会場に来れるかどうかという心配がありましたが。
ただ、前夜祭には間に合いませんでしたが、なんとか会場には辿り着けていたようです。

前夜祭でブログの宣伝をされている方がいたので、準備不足を少しでも補うようにと拝見していました。
ブログをされていたのは知っていましたが、見ると勉強不足を痛感しましたね。
大学に入ってから3回生くらいまでは、局面を見たらどの実戦例とか言えてたはずなんだけどなあ…


【一日目】
アマ名人戦は50分30秒というアマ大会では珍しい持ち時間。
初日は予選のみの日程です。

<初戦>
先述のように横山さんと。
僕が先手で、角換わり▲腰掛け銀vs△棒銀模様になりました。
右桂を跳ねるタイミングが早いために、直前にチェックした形に誘導しにくく、ちぐはぐな手順になってしまったなと思いながら指してました。
下図はその弊害も若干出たと思います。(詳細は省きます)

vs横山①

直前に部分的な形ということで、▲67銀と引いた手に対して、△44歩と指された局面。
実は形を勘違いしていて、ここで▲45歩が利く想定で指してました。
いやそんなわけねーだろと愕然。
もう局面としては、互角になるように辛抱していくしかないかなと思い、▲47金と指しました。

ただ、ここでは局後に指摘もされましたが、▲26飛の方がよかった気がします。
軽い攻めも見せてますし、何より▲47金より形がいい。
▲47金って、玉を右にやっていくくらいな気がしますが、すぐに▲48玉って上がれないですしね。
というか、▲26飛の方が絶対好みなので、見えたら指しますね。
悲観しすぎました。

進んで下図。

vs横山②

先手ですが千日手含みで、ここまでは一応互角付近で辛抱できていたかなと思いました。
昔ならこんな指し方は絶対にできなかったですね。
ただ、ここでもう千日手はむりかとなって、▲75歩は暴発でした。
辛抱なら▲29飛とかだろうなと分かっていましたが…

▲75歩以下は、△同銀▲同銀△同飛▲82角に対しての△86歩をうっかりしていました。
他の手ならまだ粘れるかなと思っていたのですが…
というか見た目がどう考えてもダメなので、こういう順は読むべきではありませんでした。
以下は、▲64角成△77飛成(実はこれもうっかり)で、ジ・エンド。

力の差を感じる一局となってしまいました。


<二局目>
福森さんとの対局。
僕が後手で、相居飛車含みの対抗形の出だしとなりました。
下図はまだまだ序盤ですが、先手の構想がおもしろく、うまく指されたなと感じました。

vs福森①

▲55角△73銀▲66銀△85歩▲88飛という進行でした。
進んで下図ですが、ここは少し先手が動きすぎている気もします。

vs福森②

ただ、この局面で△57角はあまりよくない手でした。
以下は、▲95角△44飛▲73角成△75角成▲66銀と進みました。
▲95角は当然織り込み済みなのですが、最終手▲66銀まで進み誤算に気付きました。
実は△64馬と指して、駒損でも玉形の差と飛車の働きの差で難しいと思っていたのですが、△64馬に対しては▲83馬で金取りと▲56桂の両狙いが受かりません。
遠く47にも馬が利いているので指す手がありません。

局面図では、△72金としまってでもおくべきでした。
また、△57角以下の順を選ぶなら、△75角成のところで△47飛成の筋を中心に読みを組み立てるべきでした。
あれだけ部員に読め読めと言っておきながら、大局観に頼ってひどい順を選んでしまうとは。
(実際は△47飛成で良しなので、局面図で選んだ手は悪くはないが…)

進んで下図、ここでは先手がよくなっています。
ただ、僕は相当悪いと思っていたのですが、意外と差が広がってなかったみたいですね。

vs福森③

ここで本譜は▲74角でしたが、これが結果的にはよくなかったようで、かえて▲96角などで優位を維持していました。
ただ、それでも互角より少しいいくらいなので、まだまだ難しいところもありそうです。
▲74角以下は、△84飛▲53桂不成△74飛▲41桂成△57歩と進み、逆に後手に形勢の針が傾きました。
▲53桂不成が先手期待の手ですが、全て無視して攻め合ったのがいい判断だったかもしれません。

難しいところもあったとは思いましたが、そのまま押し切れたと思います。
とにもかくにも、一勝したことで一日目の宿は確保。


<三局目>
田部井さんとの対局。
僕が後手で、5手目▲77銀の出だしの相居飛車。
雁木模様に組んでいく指し方を採用してみました。
迎えて下図。

vs田部井①

ここで△81飛の余地を作るために△73桂と指したのですが、この手があまり良くなかったかもしれません。
変化手順にしか現れませんでしたが、桂頭を攻められる筋が怖いです。
△73桂以下は、▲58金△52金に▲55銀右と進みました。
じっくりした組合いは後手も望むところだと思うのですが、そうは問屋が卸してくれませんでした。
後手は非常に怖い筋が多く、思ったより強い戦いができません。

△73桂を跳ねるべきかどうかもそうですが、△52金型か△62金型かなど、駒組みにはまだまだ工夫の余地がありそうです。
悪くなかった気もしますが、ずっと自信がなかったために千日手を選択して、指し直しになりました。

この時点で残り時間は10分を切っていて、精神衛生上あまりよろしくなかったですね。
準備不足だと余計な筋まで怖がったりして、時間を投入してしまうのが良くないです。
今回、持ち時間は50分でも秒読みが30秒という特殊な時間設定だったのもあって、持ち時間が切迫すると結構焦りましたね。
実際、指し直し局は初手から時間を意識する羽目になってしまいました。


指し直し局は僕が先手で、▲左美濃vs△雁木という戦型に。
時間なさすぎィと思いながら迎えた局面。

vs田部井②

△54歩~△74歩の構想が見えておらず、苦戦を意識する展開。
というか、時間ないのに未経験の形を掘り下げる時間があるわけがない。
ただ、調べてみると局面としては、指しにくい手に見えるが▲79玉と指して、こちらに分があるようだ。
うーん、でもそんな自信ないけどなあ。

実戦は▲24歩△同歩▲同銀△23歩▲33歩成△同桂▲35銀と進めました。
それ以降こちらが良い局面があったようですが、うまくとらえ切れませんでした。
やはり形に対する認識が不足している感がありますね。

進んで下図。
ここはすでに先手が勝勢と言っても差し支えない局面ですが、明快な決め手がありました。

vs田部井③

それは▲71角という手です。
この日の夜、自室で軽く棋譜解析させたのを見たのですが、この手の存在を知って飛び上がりました。
いやめっちゃ明快じゃん。
本譜は、▲52銀打から清算して▲44歩と打つ展開だったので、なんか微妙な感じがしました。
よりが戻っていたかもしれません。
▲44歩自体が厳しいかどうか微妙ですからね。

まあ、対局中は▲71角の存在など露知らずでしたので、勝ちに近づいていてもおかしくないのに、意外と難しいなと思ってました。
人間らしく間違いが多かったとは思いますが、何とか勝つことができ、予選通過を果たしました。

全国大会で予選を抜けたのは初ですね。(過去、朝日アマは最初から決勝トーナメントで、アマ王将は予選落ち)
目に見えて準備不足だったので、この結果は素直に嬉しかったです。
ただ、同時にもっと気を引き締めないと勝ちあがれないなと思いました。
あー、勉強時間がー。

夕食は、OBの方々に連れて行ってもらいました。
ありがとうございます。


そういえば、明日からは富士通杯なんですね。
京大は残念ながら代表を逃してしまいましたが、関西勢がんばってください。
京大は、冬には全国に行けるようにがんばりましょう。

二日目は気が向いたら書きます。
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