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王座戦記

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
草間さんを熱心に(しつこく?)王座戦に誘った主将の林です。
王座戦が終わってからというもの、僕が勝勢の将棋をきちんと勝っていれば優勝できたのかと思うと、そのことばかりが頭に浮かんで、しばらく虚無で不可避でした。
そのおかげで、オール学生も不参加で、学業では相変わらず進捗を生めてません・・・
ただ、振り返ってみると、早稲田戦は奇跡の勝利でしたし、そもそも代表決定戦では敗勢の将棋を最後の最後でひっくり返して、何とか代表権を得ているので、こういうことがあっても仕方のないことだと思うしかないように感じます。
起こってしまったことは、いくら悔いたところで何も変えられませんし。

王座戦からしばらく経ってしまいましたが、振り返ってみようと思います。

※今回はいつも以上に長ったらしく書いていますが、ご容赦下さい。


【王座戦まで】
この年度は今までに比べて、将棋と向き合う時間が明らかに減りました。
(だからと言って、勉学と向き合っているわけではありません・・・)
モチベーションがかなり低下していましたね。
なので、棋力面ではかなり落ちている実感がありました。
ただ、草間さんが直前になって参加を表明したこともあり、これは是が非でもモチベーションを上げなければと思いました。
とは言っても、やはり棋力面の充実が見られなかったので、不安を抱えながら王座戦に向かうことになりました。


【王座戦初日】
<1R vs岡山大学>
まずは岡山大学と。
初戦はその後の雰囲気を決めるところもあると思うので、勝っておきたいところです。
僕の後手で、▲中飛車vs△左美濃という、最近ありがちな戦型になりました。
▲5六歩+▲6七銀の形で、角交換型です。
この形で組み合うと、千日手を狙う指し方が多く、実際にそうするのが自分の中での一定の結論なのですが、対局中は本当にそうなるのだろうかという不安に苛まれていました。
不安から徐々に時間を使う展開で対局中は苦しかったですね。
ただ、かなり悲観していたのですが、ずっと互角を保てていたのは幸運でした。
実戦は、終盤の相手のミスに乗じて決めることができました。

チームも6勝1敗で勝つことができ、幸先の良いスタートでした。
ただ、この対局で、自分の状態があまりよくないというはっきりとした自覚を持つようになりました。
今大会はどうにかして誤魔化していかないとな、と。


<2R vs福岡大学>
先手番を得て、▲中飛車vs△右玉。
今大会は、久々に、全国の舞台で振り飛車もある程度指すつもりでした。
あまり準備してないのが不安要素でしたが・・・
その不安が現実に現れてしまいました。

右玉を決める態度が早かったので、右玉にはこれと決めて指していた形と違う指し方をしたくなりました。
序盤はまずまずの展開でしたが、読み抜けがあって苦しいと思っていたために暴発して、形勢を損ねてしまいました。
必死で嫌味をつけて、逆転を狙うしかなく苦しい時間が長かったです。
よく分からないまま逆転して、そこからは分かりやすい手勝ちになりました。

チームは7-0をしていて強かったですね。


<3R vs金沢大学>
一日目の山場と思っていました。
相手は松野氏で、個人的には2年前の王座戦以来の対戦です。

2手目△6二銀から力戦の相居飛車となりましたが、昔指して感触のよかった指し方から早々に離れたことに後悔してしまい、ちぐはぐな駒運びをしてしまいました。
後悔から序盤から時間もかなり使ってしまい、途中20分弱離れていた場面もあった気がします。
今考えると、5手目の手を中盤付近まで後悔し続けるのはいただけなかったですね。
ただ、序盤の勝負手が通って(実際無理な手ではなかった。)、局面自体は最後の方までずっと互角を保っていたようです。

迎えて下図。(僕は先手)

2017王座戦3-1

5三の金をぶつけてきた局面です。
少し悪いと思ったので、時間攻めもかねてほぼノータイムで▲2五香と指したのですが、これが敗着となってしまいました。
以下、
△4五金▲2三香不成△4七銀▲3九玉△5八銀成
と進むと、後手の攻めの方が早いです。
実は、この局面が△4八角以下、詰むか飛車を取られるかという局面になっていることを、うっかりしていました。

上図では、▲4四同銀△同角で、▲5七金打などのように、4七の地点を強化しておくのが先決でした。
後手の攻め駒も相当刺さっているので、怖いところですが、歩切れということもあり、すぐに潰れるかは難しいところです。
最悪千日手に持ち込めるかという形勢な気がしますが、当然息長く指すこちらの順を選ぶべきでした。

ずっと互角を保っていた将棋を一度のミスで落とすという不運な展開でしたが、この将棋においては相手の方が上手でした。
ただ、チームは5-2で勝ってくれていて、助かりました。


一日目は、個人としては一敗を喫しましたが、チームは全勝で乗り切りました。
僕の全勝チャレンジはだいたい初日で潰えるんですよね。
とは言え、厳しい戦いは続くと思われるので、何とか切り替えなければなりません。


【王座戦二日目】
<4R vs東北大学>
僕が後手番で、戦型は相振り飛車の▲向かい飛車vs△三間飛車に。
昔の記憶で、6筋の歩を保留していた場合は、5筋の位を取っていたイメージがあったので、その形に進めて局面図を迎えました。

2017王座戦4-1

後手の手番ですが、いざこの局面になると方針が難しいなと思っていました。
△4五銀~△5四飛の形は、7筋と6筋の歩を突いて飛車の横利きで受けられて微妙です。
とすれば、囲いを発展させていくのが普通なのですが、単に△6四歩とするのは、
▲8四歩△同歩▲同飛△8三歩▲6四飛△6三金▲6五飛△7四金▲6一飛成△同銀
と進む下の局面を気にしていました。

2017王座戦4-2

少々乱暴な順ではありますが、後手の陣形がバラバラであるために、▲8六角と出る筋一本でやられてしまう危険性があり、選びきれませんでした。
こういった順は、持ち時間の少ない対局中に考えるものではないなと思ったのですが・・・
日頃の勉強では、こういった順を読む訓練もしておいて、憂いを少しでも無くしておくのがいいのかなと思います。

ただ、実際には、▲6四飛のところで、△6三歩▲6五飛△8四歩とすれば、飛車が狭いので後手がやれます。
まあ、当然といえば当然ですね・・・
余計な変化に気を取られすぎるあたり、やはり状態がよくないなと感じました。

というわけで、△6四歩と突くためには、6四の地点に利きを足してから突くのが安全と判断して、△4五銀を選択。
ただ、▲6五歩と突かれると、そこでまた指し手が難しいために、微妙だったかもしれません。
△4五銀の代替案としては△3一角がありますが、それもまたよく分からないところです。

本譜は他の手だったため、△6四歩と突くことができました。
まあ、それでも端攻めを足早に目指されると先攻されるので、作戦負けを自認していましたが。
相振り飛車は構想が難しい。

本譜は、ミスに乗じてB面攻撃を成功させて、手堅くまとめられたと思います。
チームは5-2で勝利。


<5R vs名古屋大学>
相手が先手で早繰り銀を目指してきたところを対抗して、角換わり相早繰り銀に。
戦型チェックから、後手番で相手に戦型を委ねれば、この形になることは大方予想できていました。
あと、最近プロの将棋を追うのが疎かになってはいるのですが、早繰り銀の実戦例もある程度出てきたので、一度はこの戦型になるかなと思っていました。

相筋違い角を打つ展開になり、終盤になるまでお互いが居玉という珍しい展開に。
途中明らかに1手パスより酷い手を指してしまい、形勢を損ねましたが、ミスに助けられて勝つことができました。
結局自玉は居玉のままでしたね。

チームは、6-1で勝つことができました。


<6R vs一橋大学>
後手番で相手に戦型の決定権を委ねると、また角換わり相早繰り銀になりそうな気がしました。
ただ、前局の改善点がよく分からないままだったので、指す戦型を変えようと思いました。
ゴキゲン中飛車を選択して、▲一直線穴熊vs△中飛車穴熊。

駒組みを優位に進められると思っていましたが、一直線穴熊でよくある▲8六角の形をうっかりしていました。
いつもなら角を追い返すのですが、研究会での某対局が頭の中に浮かび、▲8六角の形を通してしまったため、作戦負けに
陥ってしまいました。
ただ、下図のように、△3五角と▲3六飛の関係になった形では、相当マシになったかなと思っていました。

2017王座戦6-1

そう思っていた矢先に、ここで▲6四角△同歩▲3五飛△同歩▲6三角と進められてびっくりしました。
▲6四角と切られた瞬間は、ちゃんと指せば勝てる感触があったので、ありがたいと感じました。
ただ、当然局面としてはよかったのですが、玉形の差が大きくまだまだ難しかったです。
その後小さなミスを重ねたので、縒りが戻ってむしろこちらが勝ちにくい将棋にしてしまいました。

2017王座戦6-2

進んで、8二の銀を取られた手に対して取り返した局面。
ここで取った銀を▲8八銀打と埋められていたらまだまだ難しかったと思います。
▲7四桂が見えているので、後手もゆっくり攻めることができません。
実戦は▲7五香だったために、△7七桂不成▲同桂△8九金と進んで勝ち筋に入りました。
最終手の△8九金が当然の一手ですが、スペースを消しつつ相手玉を近づける寄せの手です。
自玉を見なくてもいいので、こういった無理矢理な攻めが利きます。

チームも5-2で勝ち。
今回の京大は、本当に安定感がありましたね。
一軍戦では考えられない戦いぶりでした。


【王座戦三日目】
<7R vs早稲田大学>
全勝対決で優勝を目指すためにも絶対に負けられないところです。

相手は石橋氏で、富士通杯でも当たった相手です。
戦型は相掛かりになり、先手番ながら後手番チックな指し方を採用しました。

下図は、飛車の横利きを通すために突き捨ててそれに対応された局面です。

2017王座戦7-1

▲2二角成△同銀▲7七桂△5四銀▲8六飛△8四歩と進めましたが、そこで▲7四歩が動きすぎだったかもしれません。
と金ができそうですが、後続が難しいです。
また、損な手順でと金を作ってしまったために、明快に苦しくなってしまいました。

2017王座戦7-2

進んで上図では、▲3四歩とすれば難しかったと思います。
桂交換後には、▲7四歩△同銀▲8六桂や▲8一と△同飛▲5四桂の狙いがあります。
ここで時間がないこともあって、ノータイムで▲7四歩としましたが、△7四同銀▲3三歩と進んだときに、△3一金と引かれる手を軽視していて完全に劣勢に立たされました。
駒が前に出ていることがせめてもの主張なのに、手順に出させるのは頭が悪すぎました。
以下は、順当に押し切られました。

僕が負けているようでは、チームはやばいと思っていましたが、大逆転の将棋もあったようで、奇跡的に4-3で勝利できました。
完全に負けだと思っていたので、チームに助けられました。


<8R vs北海道大学>
戦型は後手番で▲三間飛車vs△向かい飛車の相振り飛車になりました。

2017王座戦8-1

ここで、△8四歩と突いて先手の仕掛けを封じられたので、作戦勝ちを意識しました。
この戦型は昔何局も指しているはずなのですが、あまりこういう発想がなかった気がします。
やはりいろんな経験をしてから見る局面は、景色が違うように思います。
今見てみると当然の手なのですが。
先手には指したい手があまりなく、実戦は▲5六歩と指されましたが、△2六歩から横歩を取って、やや後手よしです。
手堅くまとめられたように思います。

チームはまさかの場面もあったようですが、5-2で勝ち。
全勝で立命戦を迎えることになりました。


最終戦は、会場の都合上、持ち時間が40分から30分に変更。
持ち時間が減ったのは痛かったですが、これも仕方のないことでしょうか。


<9R vs立命館大学>
立命館もここまで全勝だったので、全勝対決の最終決戦となりました。
勝った方が文句なしの優勝です。
個人的には、ここまで全くと言っていいほど、状態の良い集中を保てていなかったので、この対局だけは何とか保ちたいという思いでした。

相手は銭本氏で、幾度となく苦杯を嘗めさせられた相手です。
序盤の数手から、菅井先生がタイトルを奪取された戦型を指されそうな気がして、余計な変化で時間を使うのを嫌ったため、角換わりにしました。
この場合、後手の主張としては、飛車先を伸ばす手を別のところに回せている点だと思います。
実戦は、それを活かすためか、△6四角型を目指されました。

2017王座戦9-1

少し無理気味かもしれない仕掛けを決行したのですが、上図まで進むと先手が成功しています。
上図から、▲2四歩△同歩▲4三角成と進めるのが狙い筋で、△4三同金には▲2四飛が受けにくいです。
実戦は△4三同銀でしたが、▲6三金で角が捕まっています。
玉から遠い▲4八金型の長所で、△4七歩成が手抜きやすいので、こういった攻めが利きます。(▲5八金型だと取られた時に玉に近い。)

自分で言うのもなんですが、今大会の自分では考えられないほど、この対局では冴えに冴えわたっていました。
下図まで読み筋通りに進んでいて、着実に一歩ずつ勝ちに近づいている感触を得ていました。

2017王座戦9-2

4七のと金で4八の金を取られた局面。
駒の損得はないですが、手番が握っているのと自玉が一瞬安全なのが大きく、先手が勝勢です。
ここまでは正確に指せている感触があったのですが、ここでフラフラと▲5五馬と指したのが躓きの始まり。
△3三角とされて完全に焦る展開となりました。
8八の地点まで間接的に利いているので、プレッシャーになっています。
△3三角を防ぐために、▲2四金を詰めろをかけてから▲5五馬と引く組み立てにするべきでした。
▲4四歩などで正確には勝っていますが、思い描いていた勝ち方とは違っていて、かなりパニックになっていました。
実際にはミスをしていないのに、それをミスだと感じてしまい、読みに精細を欠いてしまうという完全な悪循環になってしまいました。

実戦は、▲8二飛△5二歩▲4四金と進んで、もうかなりおかしい雰囲気です。

2017王座戦9-3

進んで、△3三金と合駒をされた局面。
実は金合いされる手をあまり本戦に読んでおらず、何を指せばよいのか分かりませんでした。
実戦は、▲2四歩△3二銀と進んで、▲2三金と指したのが敗着で、△2三同銀▲1一銀△同玉▲2三歩成と進んだときに、飛車を下ろされて即詰みです。
それだけ駒を渡せば詰むやろという感じですが。

▲2三金のところでは、▲4三銀が正解でまだ勝ちだったと思います。
この手も当然読んでいたのですが、先まで読み切るには困難な精神状態でした。
また、下段に落として寄せる構想なら、▲2四歩のところで▲3四金と指し、△3二銀▲2三歩△同銀▲1一銀と指すべきでした。
このとき、後手の持駒に金がないのが大きいです。
これなら、一枚違うので先手玉は詰みません。
金合いをあまり読んでいなかったので、下段に落とす順を掘り下げていなかったのが不運でした。

感想戦が一通り済んで、立命館の方が4-3と言っていたのを聞いて、愕然としました。
この一年、満足のいく将棋が指せない中で、珍しく理想的な将棋を最後の方まで指せていたのに、それを落として優勝を逃したのか、と。
勝負とは時に非情なもので、仕方がないと割り切るしかないのですが、この負けはかなり堪えました。

京大は昨年と同じく準優勝に終わりました。


【王座戦を終えて】
駒を片した後は、涙を流すのを堪えるのに必死でした。
というか、多分そうなってました。

負けてこういった気分になるのは久々な気がします。
最近は、勝っても喜びを感じず、負けても悔しさを感じずに、そういった状況下で、なぜ将棋を指しているのかという自問を続けていたこともあるので。
この状態は、将棋をやるにあたって、一番辛い状態な気がしますね。
なぜ、このような状態に陥ってしまったのかという原因は、様々あると思いますし、それらが複合的に重なり合っていると思うので、一概には言えません。

その中で考えられるものの一つとしてあげられるのは、レギュラーとしての地位に胡座をかいていた節があることだと思います。
現在の京大将棋部では、上位陣とそれ以外とに実力差があるように感じます。
それゆえに、抜かれることはないだろうという自信が怠慢につながっていき、停滞をもたらしたような気がします。
停滞は後退にもつながっていくと思うので、危険な状態です。

3回生までは、他人がどうであるかということをあまり考慮していなかったので、こういった考えには及びませんでした。
ただ、4回生にもなると、さすがに将棋ばかりやっているわけにもいかず、相対的な立ち位置も考えるようになってしまいました。
この思考が悪い方向にいってしまいました。

あと、若い頃だとやっていたときは、1日に10~12時間くらい将棋をやっていたと思います。
そして、奨励会時代にはその考えに及ばなかったのですが、将棋は積み重ねが大事だと思っています。(他のことにも当てはまると思います。)
これらを考慮して、積み重ねの面で抜かれることはないという自信が、良くない方向にいってしまったように思います。

また、上位陣以外の人は、上位陣を叩き落とすくらいの気概でみんなやってくれと思っていましたし、そうできなかった人が出られないのは仕方のないことでは、と思っていました。
ただ、僕自身この一年はすごく怠惰だったので、そうできなかった人の気持ちが少しばかりか理解できたような気がします。
実際、出場機会に恵まれなかった人でも、棋力は高い水準にある人が多いですし、他大なら確実にレギュラークラスであってもおかしくないと思います。
こういったことも考えると、やる気の有無は、巡り合わせの部分もあるかもしれません。

対処法としては月並みですが、目標を持つことが大事なのかなと思います。
幸い強い人がいっぱいいるので、簡単なものだと、自分より強い誰かを目標にするとかですかね。

勉強時間が多い時期があったと書きましたが、僕は効率の悪い勉強をやっていたような気がしますし、今はかなり効率的にできる環境だと思います。
なので、この半分、そこまでいかなくとも、4分の1の時間でもかなり強くなれると思います。
まだまだ伸びる余地があると思いますし。


うーむ、やはり文章に纏まりがない・・・
伝えたいことはたくさんあると思うのですが、順序立てて伝え切ることの難しさを痛感します。

まあ、偉そうなことを散々言っていますが、みんなが強かった中で僕が奮わなかったので、本当に申し訳なかったです。
最後の最後で、絶好のシチュエーションを用意してもらったにも関わらず、主将としての役目を果たすことができませんでした。
ただ、最高の同年代・同期に囲まれて、ここまでやってこられたのは、今後の人生においても財産になるものと確信できます。
これほどまでに色々な感情を抱えた全国大会は、忘れることができないと思います。

最後に、団体戦での成績を十分に残すことができない不甲斐ない主将ではありましたが、今までついてきてくれてありがとうございました。
京大将棋部が今後さらに飛躍されることを切に願っています。


※追記
今年度、主将としての仕事はあまりしておらず、ばやしこにほとんど任せっきりでした。
いろいろと大変だったと思いますが、ありがとうございます。
これからも大変なことが起きるかもしれませんが、次期主将としてがんばってください。
今回、あまり出場機会に恵まれなかった人たちも、戦型チェック等お疲れさまでした。
次は対局者として全国大会に出られるように精進しましょう。
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