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アマ名人戦記2

 富士通杯行った人たちはおつかれさまでした。準優勝は立派な成績です。日記書きましょう。
 それから私信ですが、古森新四段おめでとうございます。今度うまいもん食べにいきましょう。



 さて、第二回 なめさんdis日記 アマ名人戦記です。

 一回戦を終えてトーナメント表を見に行くと、どらちゃんがお亡くなりになってました。次の天野戦が個人的に見たかったのですが、持ち越しということに。これで京都勢は私一人になりました。
 余談ですがどらちゃんと平野さんは翌日も残って観戦・検討していました。本当にモチベすごい。

 私の二回戦のお相手は、遠藤さん。言わずと知れた強豪です。私が先手になりました。
 遠藤さんと最後に指したのは前年のレーティング選手権で、それ以前は矢倉や横歩取りになりましたが、とうとう振り穴を採用され、相穴熊で作戦負けから完封を喫しています。
 この日も、雁木の含みから振り穴に展開されました。雁木が整備されつつある現在、遠藤さんのように居飛車ができて振り穴にしても強い人は、初手から△34歩△44歩△42銀△54歩△33角△43銀くらいまで留保し続け、こちらの態度をある程度決めさせる序盤が可能で、作戦をかなり体系化することができます。オールラウンダーの時代が来ている。
FVm.png

 上図のように仕掛けました。
 △82銀や△42金を掘り下げていましたが、本譜は△同歩。
 以下▲33角成△同桂▲24歩△同歩▲同飛△55歩▲65銀△56歩▲同銀と進行。そこから△同飛▲65角△53飛▲21飛成△51金左▲83角成△72銀打(△72銀は▲51竜まで)▲65馬が一例で、ここまで進めば銀損でも駒がよく働いていて優勢と読んでいましたが、独善でした。
 本譜は▲56同銀に△35角▲21飛成△32銀▲11竜△56飛と進んで、ここで苦戦を意識しました。▲42歩で勝負する予定でしたが、普通に△51金左とされ、▲65角△26飛▲32角成△56歩は三手負けコースです。仕方なく単に▲65角と打ったものの、冷静に△51飛▲88玉△82銀と姿よく受けられてしまいました。右桂が将来取られるだけの駒になっていて、見た目以上に差が開いています。
 遡って序盤で腰掛け銀にした構想がどうだったか。一案としては▲47銀▲56銀に代えて▲36歩▲37桂を急ぎ、△55歩と止められても構わず▲45歩△同歩▲同桂△51角▲24歩△同歩▲22歩と仕掛ける順などをもっと掘り下げるべきでした。相手も穴熊に組まないほうが無難で、互角のわかれに落ち着くでしょう。また▲33角成で▲45同銀△44歩から駒組みに移行しても一局でした。

 さて、この時点で形勢不利、時間も十分以上負けており、穴熊も遠いという三重苦です。
 こうした状況における基本的な方針ですが、1. 集中を切らさず読み、2. 相手より早く原則 30 秒以内に、3. 致命傷を避けながらなるべく局面を複雑化させるように指しましょう。
 1. について。この方針は早指しとセットです。局面が不利でかつ相手が強いと意識していると、それ以上離されないようにと時間をかけてしまいがちですが、それは合理的ではありません。ある局面においてどれだけ時間をかけるべきかを測る最大の指標は、その局面で可能な読みの深度です。有利側は何か一つ優位を確立するルートを見つければよいので、なるべく先まで読もうとして深度は大きくなります。逆に不利側は読み落としが一つでもあると差が広がってしまうので広く読む必要があり、必然的に読みの深度は小さくなります。したがって形勢が不利な時は、相手にこれ以上アドバンテージを与えないためにも、散漫な思考を繰り返して貴重な時間を費やすより、適度に割り切って読みの深度が最大化する終盤に一分でも多く時間を残すべきです。もちろん早指しは相応のリスクを伴うので、その中でもすぐ負けないように集中して指す必要があるのです。普段のウォーズやクエストもこのあたりを意識して指すといいでしょう。私はめんどくさいのでやりませんが。
 2. について。内容が重複しますが、あまり気にしないように。持ち時間は非常に貴重なリソースです。形勢を能動的に逆転させることは不可能ですが、相手より早く指せば持ち時間を逆転させることは可能です。すごく雑なこと言うと、そもそも不利なときは相手に最善を指されれば負けてしまうので、深く読んでも甲斐がありません。何も主張がないときは、まず時間で優位に立つことを考えましょう。30 秒という数字に意味はなく、状況やスタイルによって 20 秒や 15 秒などに設定します。もちろんケースバイケースで時間をかけるべき状況はあります。とくに予想外の手が飛んできたときは少し腰を落としましょう。応手の用意がないのに直感で指すのは危険ですし、集中して広く読んでいたにも関わらずいきなり想定外の手が来たということは、もしかしたらその手は疑問で、形勢を互角に押し戻せるかもしれないからです。
 3. について。これが一番技術的に難しく、微妙なお話です。複雑性とかそれっぽい単語使ってますが、べつに評価値を戻しているわけでもなく、対人対局でしか意味のない、プレイヤーによっても大きく変動する主観的な概念です。敢えて定式化するなら、相手の読みの深度を下げる方針で指す、ということになるでしょう。すると結論を先延ばしにする手、自陣に駒を埋める手や成り駒を引きつける手などがまず候補に入ります。また敵玉が見えないままだと、こちらへの攻め筋を好きなだけ読まれてしまうので、駒を剥がしたり嫌味をつける手、可能なら持ち駒によっては詰めろになるような手が有効だとわかります。例として上の局面では、とにかく穴熊が堅すぎるため、桂を持っての▲84桂を見せ球に(相手も真っ先に警戒する筋なので、これを逆転打にと考えるのは現実的ではありません)、ともかく金を一枚剥がすことを目指して地道に頑張り、終盤に望みを繋ぎます。またどこかで△44角を利かされる可能性が高いため、合駒を予め考えておき、実際に指されたとき短時間の再検証で返せるよう準備します。
 こうしたお話は、技術的にはどこまでいってもケースバイケースです。それでもこうした事柄を考えるのは、実戦で心を揺れなくするためです。不利になってから慌てているようでは、格上相手には勝てません。ごく大ざっぱでよいので、指針を事前に用意しておきましょう。技術的な各論については、将世 2017 年 6 月号の山﨑さんと糸谷さんの対談に詳しく載っているので参考にしましょう。この月の将世は買いです。

 お互い 30 秒将棋の終盤戦。
FWq.png

 我慢が奏功して逆転模様ですが、まだ難解です。
 ここで▲72金とアクセルを踏みましたが、やりすぎだった可能性があります。この手自体は詰めろですが、△57桂成とされると詰みません。まぁそれは織り込み済みで踏み込んだのですが、致命的な勘違いをしていたのです。
 実はこのあたり指す時以外は盤を見ずに考えていたのですが、上の局面、脳内盤のほうでは相手の持ち駒に桂が存在していませんでした。純粋な仮想盤はフローに入ると視覚ベースより高速に動かせるので、短時間に深く読むにはいいですが、たまにこういうひどい誤作動を起こします。
 実戦は▲72金に△69銀▲同玉△57桂不成▲78玉(▲同金で明快に勝ち)△72銀と進行。たしかここで相手の駒台の桂の存在に気づきます。▲71銀に△69角▲88玉△78飛▲97玉でゼットのつもりが、桂があるので△85桂▲86玉△77飛成▲同桂△87角成▲同玉△77桂成▲同玉△85桂▲68玉△69桂成という筋でめちゃくちゃ危ない。グェーッ、グェェーーーーーッ、という感じですが、▲57玉でいちおう詰まないようです。
 なお△57桂が成っていると同様に逃げたときに詰みます。したがって遡って▲72金に△57桂成とすれば、▲71金△69角には▲同玉と応じるしかありません。ちょっと詰まない気もしますが、これもすごく恐い。ちなみに△57桂成に▲同金は詰めろになっていません。
 上図では▲55竜が穏当だったでしょう。△35角は打てず、△69銀▲同玉△57歩は詰めろではないので今度こそ▲72金で勝ち、ほかの手もちょっと余せる感じがします。
 実戦は▲71銀に△82桂▲44角△84歩▲83香まで。綺麗に必至がかかりました。

 つづきます。

▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
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